弊社では「中期経営計画2027」において、人的資本への投資による労働生産性の向上を掲げており、それを実現するために、家電製品アドバイザー取得者の増加により、販売スキルと専門性の向上を図ることを重点施策としています。そのため、2023年度に30.7%であった家電製品アドバイザー資格保有者比率を2026年度までに33%に引き上げるべく、家電製品アドバイザーの資格取得を推奨しております。
また昨今、お客さまもインターネットで商品のことを詳しく調べており、販売員もより専門的な知識が必要とされています。弊社では家電アドバイザーのエグゼクティブ等級の資格取得も奨励しております。エグゼクティブ等級はしっかりと勉強をしていかないと取れないものですので、販売員の商品知識の向上に役立っていると思います。
弊社では販売員の名札に「家電製品アドバイザー」のシールを貼っています。その効果で、お客さまが「家電製品アドバイザーの誰々さん」というようにセットで販売員を覚えていただき、お客さまからの信頼が高まっていると思います。
販売員側も、特に若い世代の販売員からも「資格を持っていることで、自信を持って販売できるようになりました!」という話も聞いております。お客さま側の信頼が得られるメリットと資格を持つことで販売員側が自信を持つことができるメリットの両面があるので、大変素晴らしいなと思っています。
また、ある店舗では家電アドバイザー資格を持っていた店長がエグゼクティブ等級にチャレンジし、プラチナグレードを取得しました。それを契機に、他の従業員の皆さんも資格を取るようになった。その中で、レジ担当者も資格を取得したことで自信が持て、「自分もレジから売場へ出て、今まではできなかった接客ができるようになりました!」という話も聞いております。
弊社としては専門知識の向上と販売スキルのレベルアップ、その両輪がお客さまへの親切や家電専門店としてのサービス向上に役立つことになると考えています。
その結果、お客さまからより支持されて、売上げも上がっていくことにつながると思います。「家電製品アドバイザー」の資格取得は、専門知識と販売スキルを持っていることに対しての、目に見えるひとつの証明になりますので、力を入れていきたいと思います。