第1章 家電業界における流通情報化への取り組み
1. 家電業界EDI標準化の変遷
*<>内コメント;導入事由
1986年 4月 |
・統一商品コードの制定(JAN標準・短縮コードの採用) <企業間の情報精度の向上、情報速度の向上、情報化の促進> |
4月 |
・ソースマーキングの実施(JANバーシンボル・OCR用文字併記) <インストアマーキングの手間削減、取引情報精度向上> |
4月 |
・商品コード伝達システム稼動 <統一商品コード(JANコード)の普及・伝達> |
8月 |
・統一伝票E様式の制定 <企業間の標準化による合理化、EDI受発注の促進、プリンターセッティングの手間削減> |
9月 |
・受発注データ統一フォーマットの制定 <企業間の標準化による合理化、精度向上、迅速化> |
1987年 6月 |
・納品・請求・支払データ統一フォーマットの制定 <企業間の標準化による合理化、精度向上、迅速化> |
1988年 3月 |
・「家電業界におけるビジネスオートメーションへの対応(イエローブック)」初版発行 |
4月 |
・E-VAN(家電VAN)稼動 <企業間データ交換の促進、業界全体の効率化・合理化> |
1990年 6月 |
・型式(型番・品番)設定のガイドライン制定 <統一商品コード補完のための色・Hzの標準化> |
6月 |
・「家電業界におけるビジネスオートメーションへの対応(イエローブック)」第2版発行 |
7月 |
R-VAN(リアルタイム家電VAN)フォーマットの制定 <発注・在庫照会のリアルタイム化> |
1991年 9月 |
・R-VAN(リアルVAN)稼動 <発注・在庫照会のリアルタイム化> |
1993年 4月 |
・商品情報伝達システム稼動(商品コード伝達システム停止) <メーカー保有商品マスターの伝達、流通企業各社の省力化> |
1994年 4月 |
・統一伝票E様式の改訂 <業務の標準化、データ交換フォーマットの整合性> |
1995年 4月 |
・FAX-OCR 様式の制定 <受発注業務の効率化・コスト削減> |
1996年 7月 |
・「家電業界における流通情報化への取り組み(イエローブック)」第3版発行 |
1999年 4月 |
・JD-NET(新・商品情報伝達システム)稼動 <流通企業各社の販促活動の合理化・効率化の促進> |
4月 |
・「家電業界における流通情報化への取り組み(イエローブック)」第4版発行 |
2002年 2月 |
・R-Web(家電Web受発注システム)統一フォーマットの制定 <発注業務コストの低減、EDI受発注の拡大> |
5月 |
・実売データ、在庫データ、納品結果データ統一フォーマットの制定 <企業間の標準化による合理化、精度向上、迅速化> |
6月 |
・R-Web(家電Web受発注システム)稼動 <発注業務コストの低減、EDI受発注の拡大> |
2003年 3月 |
・商品情報伝達システム停止 <JD-NETへ移行> |
4月 |
・E-VAN の新IPネットワークを採用 <VAN 料金の低廉化、高速通信化、高セキュリティ化> ・.com Exchangeの適用 |
2004年 1月 |
・移動データ統一フォーマットの制定 <売上管理の精度向上と省力化> |
6月 |
・「家電業界における流通情報化への取り組み(イエローブック)」第5版発行 |
2006年 10月 |
・流通BMSの共同実証開始 |
2009年 1月 |
・新商品情報システム(JD-NET)の内容を刷新し稼動開始 |
2012年 11月 |
・流通BMSの対応 |
2015年 4月 |
・拡張E-VAN(拡張家電 VAN)制定 |
2015年 5月 |
・納期目安情報連携サービス統一フォーマット制定 |
2016年 2月 |
・納期目安情報連携サービス稼働 <受発注業務コストの低減> |
2022年3-6月 |
・INSネット廃止への対応(EDIベンダー、流通等へのIP網切替動向調査) |
2022年12月 |
・INSネット廃止への対応(EDI標準化仕様の全面見直し) |
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