EDI標準化仕様

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資料2 家電製品の型式設定のガイドライン

「資料編2-1」 ダウンロード(252KB)PDFで開きます

1.型式(型番・品番)設定標準化の必要性

メーカー・流通企業間の情報処理、データ交換が一般化されてきた状況の中で、家電業界はJANコードの普及・利用を促進してきました。

JANコードの普及によりデータ交換がより一層進み、事務処理の精度向上とスピードアップが図られています。しかし、JANコードを使用するだけで合理的な事務処理が達成できる訳ではありません。

情報処理がどのように発達しても、コードのみで事務作業ができる訳ではなく、コードを補完する意味での型式の重要性は今後とも変わることはありません。

商品を識別するにあたって、型式は極めて重要です。しかも単に一流通企業一メーカーの問題ではなく、可能な範囲で業界全体の標準化が必要です。

型式それ自体は、個々のメーカーとしての重要な意味を持って付与されているとしても、その記号の意味が各メーカー毎に異なっているため、流通側にとってはかえって、その意味が識別困難であるという問題を発生させています。

例えば「色」については、メーカー間の統一がなされていないため、同じ色が異なる記号で表示されていたり、反対に同じ記号で異なる色が表示されています。

このことは、「色記号」が流通側で単純に利用できない上に、混乱を起こす原因にもなっています。

そこで1988年6月当委員会に型式問題検討ワーキングを設置して、商品識別のための"色、Hz"を中心に標準化の方向について検討、1989年8月には広く流通業のヒアリングを実施し、1990年6月型式設定のガイドラインのとりまとめに至りました。

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