資料1 統一商品コードとソースマーキング
6.家電業界におけるソースマーキングに関するとり決め
(1)方法
家電製品のソースマーキングは、耐久消費財の標準シンボルであるOCR用文字(Optical Character Recognition=光学式文字認識)と、JANバーシンボルを併記表示する形で統一されました。また、OCR用文字のファンクションコードとして、標準コードにTを、短縮コードにFを使用します。
但し、一部大型商品及び工事を伴う商品等には、ソースマーキングをしないこともあります。この場合ファンクションコードは不要となります。
(2)寸法
- [1]
-
JANバーシンボル
JANバーシンボルの寸法は、JIS規格では標準サイズで横37.3mm縦26.6mmとなっていますが、家電製品の場合は下記の理由により縦は8mm以上あれば良いこととします。- a. 表示スペースがとれないものがあること。
(例.乾電池など) - b. スキャナの読取り性能が向上しており、更に向上が見込まれる。
- c. 家電専門店などでは、ハンド型スキャナが主流となること。
- a. 表示スペースがとれないものがあること。
- [2]
- OCR用文字
文字の大きさはサイズⅠを使用し、字形はOCR-Bフォントを使用します。
OCR文字の大きさ
OCR-A |
OCR-B 単位mm |
||||
---|---|---|---|---|---|
W |
H |
W |
H |
||
サイズ |
Ⅰ |
1.40 |
2.40 |
1.40 |
2.40 |
Ⅱ |
1.52 |
3.20 |
1.52 |
3.20 |
|
Ⅲ |
2.04 |
3.80 |
2.10 |
3.60 |
(注)W:字の幅 H:字の高さ
(3)表示
原則としてダンボール等外装への直接印刷またはラベル類の貼付によるものとし、型名の入っている面で、見やすく、スキャン可能な場所に表示します。
この印刷方式の選択は、パッケージデザインや形状、材料により各メーカーが、それぞれ判断して行います。
(4)その他
- a. テープ・管球等のパック商品は、パック毎にマーキングします。また、パックの中の単品にはマーキングしないこともあります。
- b. 乾電池の単3、単4、単5の2本入りシュリンクパック等、スペース的に印刷が困難な商品については、バーコードシンボルでの単記にしてマーキングします。
- c. セットステレオ等の商品で1つの型式で複数梱包の商品は、梱包単位には型番及びJANコードを付番しません。従ってソースマーキングは、主たる梱包のみとします。また、複数の型式を組み合わせたセット商品は、メーカーにより対応が異なりますので、メーカーにご確認ください。
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