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8. 流通関係
なぜ、メーカー希望小売価格を途中で撤廃するのですか?
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メーカーが市場価格と著しくかけ離れたと判断した場合、メーカー希望小売価格を自主的に撤廃します。
<備考>
メーカー希望小売価格は、小売業者が二重価格表示を行う際の比較対照価格として用いられる場合が多いのですが、市場価格は市場での価格競争を反映して形成されるものですので、メーカー希望小売価格が市場価格と著しくかけ離れたままにしておくと、メーカー希望小売価格の存在が消費者に間違った情報を与える結果となり、消費者の判断を狂わせることも起こりえます。そこで、メーカーは、メーカー希望小売価格が市場価格と著しくかけ離れたと判断した時には、自主的にメーカー希望小売価格を撤廃します。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
https://www.eftc.or.jp/
よくある質問 Q&A
https://www.eftc.or.jp/qa/
なぜ、メーカー希望小売価格を設定しないで、発売当初からオープン価格にするのですか?
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消費者と小売業者間で値頃感など、メーカー希望小売価格があまり必要とされていない場合があります。
<備考>
(改行)メーカー希望小売価格の設定は各メーカーの自主性に委ねられており、発売当初からオープン価格にするか否かも各社の判断によっています。発売当初からオープン価格にする理由の一つとして、高普及率の商品の中には、消費者と小売業者間で値頃感があり、メーカー希望小売価格があまり必要とされていないことにもよります。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
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価格撤廃する(メーカー希望小売価格を撤廃しオープン価格とする)場合、実際に販売に携わる小売事業者への周知はどのようにして徹底されているのですか?
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メーカー各社は撤廃したことを小売業者に速やかに連絡し、さらに公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)のホームページに掲載し価格撤廃の周知に努めています。
<備考>
(改行)小売事業者が撤廃されたメーカー希望小売価格を比較対照価格として使用すると不当な二重価格表示となりますので、これを未然防止する観点から、メーカー各社は撤廃したことを速やかに連絡し、また、メーカーと直接の取引のない小売事業者に対しては、家電公取協のホームページを通じて価格撤廃の周知をしています。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
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カタログや折込みチラシなどで「オープン価格」という言葉をよく見かけますが、どういう意味ですか?
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「メーカー希望小売価格」が設定されていないことを言います。
<備考>
メーカーが、発売時より「メーカー希望小売価格」を設定していないもの、または、設定した「メーカー希望小売価格」を販売途中でメーカー自らが撤廃したものを、「オープン価格」と呼んでいます。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
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カタログや広告などの「世界最小・最軽量」や「No.1」などの表現には、ルールがありますか?
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公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)では、以下の通りルールを定めています。家電公取協会員各社は、このルールの遵守に努めています。
■「No.1」表示を行うことができるのは次の場合です。
(1) No.1表示の対象である家電品と2位の家電品との間に、当該No.1表示にかかわる事項において、客観的かつ十分に有意な差があることが必要です。
(2) No.1表示にかかわるタイプ、クラスなどに該当する家電品が3社以上により供給されていなければなりません。
(3) No.1表示の前提となる家電品のタイプ、クラスなどの区分(例えば、「冷蔵庫451~500Lクラスで省エネNo.1」など)が工業会などで定められた基準に合致していなければなりません。もし、工業会などに基準がない場合は、社会通念上合理的なタイプ、クラスなどの区分を用い、自社独自で合理性のない細分化をしてはいけません。
(4) No.1表示にかかわる品質や性能がNo.1でなくなったとき又は2社以上の商品が同じ値となったときは、「No.1」の表示を早急に変更することが必要です。■表示に際しての留意事項は次の通りです。
<備考>
(1) まず、具体的に何が「No.1」なのかを明確にしなくてはなりません。また、その根拠を近接して明瞭に表示することが必要です。(例えば「最小」であれば商品のサイズを表示する)
(2) もうひとつの根拠として、「No.1」である時点を、例えば「○年○月○日現在」などの方法で、当該No.1表示に近接して明瞭に表示しなければなりません。
(3) No.1表示にかかわる家電品のタイプ、クラスなどの区分は、No.1表示の前提条件として当該No.1表示に近接して明瞭に表示しなければなりません。公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
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家電製品エンジニア・アドバイザー資格とは、どのような資格ですか?
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■家電製品エンジニア
家電の設置、セットアップ、トラブル対応のプロフェッショナルとして、お客様の家電ライフをエンジニアの立場から支援する方々のための資格です。■家電製品アドバイザー
<備考>
家電の販売・営業及び接客のプロフェショナルとして、消費者の商品選択、使用方法、不具合対応、廃棄などについてお客様を的確にリードしアドバイスする方々のための資格です。家電製品協会認定センター
http://www.aeha.or.jp/nintei-center/
>スマートマスター/家電製品アドバイザー/家電製品エンジニアとは
>資格概要
家電製品アドバイザーの役割は何ですか?
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消費者の家電製品購入時における選択や使用方法に関してわかりやすくアドバイスを行うとともに、不具合発生時には適切な対処ができるようにアドバイスと処置を行います。
さらに、旧製品のリサイクルなど相談時には、必要な手続きを確実に行わなければならず、アドバイザーはこれらの業務に従事し、次のことを行います。■商品購入前の役割
①消費者が製品を購入する際、目的に合った選択ができるようにアドバイスする。
②消費者が製品を購入する際、上手な使い方や安全上の注意などをアドバイスする。■商品購入後の役割
①設置や接続が必要な製品の場合、その要点をアドバイスする。
②不具合が発生した場合、製品の故障か使用方法の不適切による勘違いかを判断し、使い方の間違 いと判断された時は、正しい使い方をアドバイスする。
③故障と判断された場合、適切な修理のために症状や使用時の状態を正確に把握する。
④修理が完了して消費者に引き渡す時は、原因と処置内容を分かりやすく説明する。■商品リサイクル時の役割
①旧製品のリサイクルなどの依頼を受け付けた時は、法令などに従って適切な手続きと処置を行う。
エグゼクティブ等級とは何ですか?その位置づけと役割は何ですか?
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エグゼクティブ等級は現行の家電製品アドバイザー資格・同エンジニア資格の付加的な「インセンティブ制度(特別称号の制度)」です。
<備考>
2001年にアドバイザー・エンジニアの資格体系が導入されて以降、延べ約16万人を超える方が資格を取得して活躍されています。
しかしながら、家電事業を取り巻く環境はますます変化のスピードを上げるとともに、一段と厳しさを増しています。
そんな中でお客様に今一度、家電製品本来の価値・楽しさ・エコで安全な使い方などをより良く理解していただき、正しい製品選択をしていただけるようにするために、私たちは「さらなる高み」を目指して、“意識”と“知識”のブラッシュアップを図る必要があります。
エグゼクティブ等級は、その「さらなる高み」の具体的な目標として、2013年に導入した制度です。
また、有資格者の皆様の「資格取得後の継続的な学習成果を試す仕組み」としてお役に立てることと期待しています。家電製品協会 認定センター
http://www.aeha.or.jp/nintei-center/about/outline/executive/
>スマートマスター/家電製品アドバイザー/家電製品エンジニアとは
>資格概要
>エグゼクティブ等級
2016年度から始まった『スマートマスター』資格とはどのようなものですか?
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『スマートマスター』は、スマートハウスのプロフェッショナルとして、家の構造・性能に関する知識、家電製品から住宅設備、さらにはエネルギーマネジメントまで、それらに関する技術や商品の動向を理解し、様々な製品やサービスを組み合わせる横断的な知識をもって、消費者個々のニーズに合ったスマートハウスの構築を支援する資格です。
<備考>
本資格制度を導入・推進することを通して、IoT時代をリードする人材(スマートマスター)を育成し、スマートハウスが生み出す環境メリットと家庭生活上のメリットを、社会として、そして消費者として十分に享受できるようにサポートするため家電製品協会が2016年度に始めた資格です。家電製品協会 認定センター
http://www.aeha.or.jp/nintei-center/about/outline/smartmaster/
>スマートマスター/家電製品アドバイザー/家電製品エンジニアとは
>資格概要
>スマートマスター