第1章 家電業界における流通情報化への取り組み
3. 標準EDIフローと受発注システム比較
(1)家電業界標準EDIフロー
標準化が制定されたEDIを流通企業とメーカーとの間で発生する業務の中で対比させると図の様になります。
但し、誌面の関係で全ては盛り込めないこと、業務の名称や流れもここに記載したものが総てではないことは予めご了承ください。
(2)家電業界の受発注システム
E-VAN (家電VAN) |
R-VAN (リアルタイムVAN) |
R-Web (インターネット型VAN) |
FAX-OCR (OCR注文書をFAX) |
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主な運用目的と対象 |
EDIの実現
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店頭での利用
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店頭での利用
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店頭での利用。
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接続先 |
VAN又は各メーカーのホストへ送信 |
メーカー共同VANへの接続 |
メーカー共同WWWサーバーへの接続 |
各メーカー受注センターの指定ダイヤルへ送信 |
通信方法 |
VAN経由データ伝送 |
VAN経由リアルタイム接続 |
WWWサーバー経由リアルタイム接続 |
公衆回線(FAX) |
伝送頻度 |
バッチ一括 |
都度 |
都度 |
都度 |
端末・設備 |
ホストコンピューターオフコン、サーバー |
POS、ホストコンピューター、オフコン、サーバー等 |
インターネットブラウザ |
FAX |
運用メリット |
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流通側のシステム化が無くても可能。電話問合せ時間等のロスタイムの削減 |
制約事項 |
対応伝票
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対応伝票
1回の発注は3明細 |
対応伝票
1回の発注は6明細 |
OCR用紙への手書き記入が必要 |
これらのシステムの対応状況はメーカーごとに違いがありますので、具体化にあたってはメーカー、流通企業双方で詳細な打ち合わせが必要になります。
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